月の星座は、本人の無意識的な反応や感情パターンに影響します。
水星の星座の特徴は知的能力・工夫する能力・話し方の傾向に現れます。
金星の星座の影響は好みの女性・趣味のジャンル・愛情・恋愛傾向となって現れます。
火星の星座は魅力を感じる男性のタイプとしての影響が最も強く出ます。

木星や土星などの動きの遅い天体の星座は性格的な影響は弱まりますが、同学年等の特徴として現れやすい面です。
木星の星座の特徴は発展を促す性格面・ジャンルを示します。
土星の星座の影響は、本人の苦手とし、克服すべき性格面を表します。

天王星・海王星・冥王星は世代的な特徴として、知覚されにくいですが、しかし深遠な影響力を与えます。 

○太陽星座と水星星座は蟹座ですがそれ以外の天体は違う星座に位置しています。上昇点星座が天秤座で、外面的には天秤座の優雅で穏やかでバランスの取れた特徴をもち、蟹座の太陽と水星の親しみやすく庶民的で世話好きな特徴と記憶力の良さ、感情をもとにした考え方をし、乙女座の分析的で潔癖性の気質を持ち、、双子座のラブテクニックが豊富であっさりした恋愛を好み、自由を尊重して友好的な男性を好むと同時にそういう関係をつくろうとする気持が強く、集中力を発揮してとことんやり抜くことが出来る人を素晴らしい人と思い、状況変化に対して自由自在に振る舞うことやそういう人に対してのコンプレックスを持つ人となります。 

☆太陽と月の関係から
意志と感情の調和がうまく取れた性格
蟹座太陽の家庭的で仲間意識が強く、身近な人たちとの狭く親密な関係を望む意志と、狭い世界で従順で細やかな関わりや気配りをすることで無意識的に満たされる感情がうまく援助しあうので非常に感情的に安定した人。

☆金星と火星の関係から
自分の内面的な男性像と女性像のマッチングがよくそれが実際の男女関係に反映されやすい。恋愛や趣味に積極的に取り組むことが出来る。

こういったことを上記の天体の位置関係から読みとることが出来ます。
 

星座が同じでも、天体の種類が違うと影響の出方が違いますから非常に細分化されます。
また、太陽などは同じ星座内でも厳密には１０度単位でも性格的な影響力が異なります。

☆また、太陽が蟹座の５度にあっても、火星が牡羊座の５度にあったりすると、本人は非常に気心の知れた仲間と感情的な一体感を重要視した家庭的なつきあいのある生活をしようと思う面を持ちますが、反面、牡羊座の新たな人間関係や世界に飛び込もうとする衝動が強くあるため、家庭などの狭い世界に留まることに非常に強く葛藤を感じます。それ故、行動に一貫性を欠きます。
☆同じように、太陽は蟹座１６度で火星が牡羊座５度の場合は、同じような衝動がありますが、葛藤はあまり強くありません。二面性があると自覚できる程度のものとなります。単純に同じ星座の配列というだけでは、同じにはなりません。

◎同じ日に生まれても、上昇星座は約４分で１度ずつ、従って約２時間で１星座変化します。月は２時間で約１度動きますから、同じ日に同じ場所で生まれても、明け方生まれたものと、夕方生まれた場合では、かなり位置関係が変わってきます。全く同じ天体の配列（度数を含めて）は、同じ日の同じ時間（恒星時）のみ以外は存在しません。