今回からは、プロフィールなどを参考に、より詳細に江原氏の人生の流れと、数秘術・占星術などでの流れを照合していきたいと思います。
江原啓之氏の公式ページにありますプロフィールには、1989年にそれまでイギリスで学んだスピリチュアリズムなどを生かしたカウンセリングを開始した、とあります。
数秘術で見ると、この年のタイミングは、「6」から「7」です。「6」であれば過去、約6年間の行動が環境に反映され、「社会的な形になる」というタイミングす。そして「7」であれば、教師、講師など、他の人に「より高度な知恵を求めたり、もたらすために行動していく」数字としてスタンダードでもあります。
江原氏の場合のスピリチュアルカウンセリングのスタートも、過去の結果が環境に反映される時期として、そのままの流れにあったように思われます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E5%8E%9F%E5%95%93%E4%B9%8B より詳細な情報のある上記のwikipwediaによれば
>中学生時代はギター部に所属していた[5]。
>和光大学人文学部芸術学科[1]に入学し、美術を専攻([6],p127)。彫刻[7]や音楽を学ぶ。大学の近くに引っ越す[2]。
27才までの目的テーマは「3」の自己表現の技術、楽しみの追求であり、音楽や芸術を通して自己表現したいというモチベーションが伺えます。
また、
>技術職に就くことを目指しデザイン科のある高校に進学し、放課後はアマチュア合唱団の練習に参加[5]。
とあります。
江原氏の場合は27才までの基礎形成期の行動テーマとして「7」の真実の追究、より高度な知恵へのアクセス、技術的なことの追求など、より高度な何かを求めて必死になる傾向の強い時期でもありました。
デザインを目指したり、合唱を練習したり、技術職を目指していたというのは、当時の行動テーマが「7」であったことを考えると、自然流れではないかと思います。
>「18歳までは守られる」という生前の母の言葉通りに、18歳になった頃から心霊現象に悩まされ19歳で大学を退学する[4]。
また、母親に「18才までは(霊的なものから)守られる」といわれていたようですが、江原氏の場合18才になる年が、完了の年であり、19才(1983年)から、新規スタートのタイミングとなります。
基礎形成期の行動テーマとなる数字が「真実の追究」や「神秘とつながる」エネルギーに誘導する「7」であり、もっとも強く基礎形成期のエネルギーが反映される、基礎形成期の最後の9年間のスタートである「1」の年に「より高度な知恵を求めて生きること、真実を知っていくこと」という基礎形成期の本格的な流れが始まったといえます。
江原氏に限らず、基礎形成期の最後の9年間には、基礎形成期の影響がもっとも強く表れます。
江原氏もその例に漏れずに、最後の9年間で、真実への追求のステージへの対面を果たすこととなりました。
また、それらの基礎形成期に成し遂げてきたことが、第一生産期の結実運である「6」の年となった1989年のスピリチュアルカウンセリング開始という結果のバックボーンになっていることはいうまでもないでしょう。
まだ、続きます。
2008年6月8日 01:01